公開されてからかなり時間が経ってしまいましたが、何とか上映期間中に観に行くことができましたので、今回はこの作品のことについて書きたいと思います。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU) 25作目の映画で、2021年9月3日(金)に日本で公開されました。
今作でMCUに新たに参入するヒーローはシリーズ通して初めてのアジア系主人公ということで、私も同じアジア人としていつも以上に期待していた作品だったので、公開期間中に映画館に足を運ぶことができてホッとしています。
ネタバレにならないように感想を一言で書くと、本作はカンフーアクション映画であり、かつ終盤は〇〇映画な要素もある(※)という何とも贅沢な構成の作品で、どちらのジャンルも好きな私としては非常に楽しむことができました。
(※)この点、予告動画でもあまり描かれていないはずなので意外でした。
最近はどっぷりMCU作品にハマっていることもあり観る機会が減っていましたが、私は幼少期から某香港スターのカンフーアクション映画が大好きで、たくさん彼の作品を観て育ちました。その後、1990~2000年代頃(だったかな?)にかけては、アジアの作品においてワイヤーアクションを使った映画が流行ったこともありましたが、今回『シャン・チー』ではそれらアジア映画を彷彿とさせるシーンがいくつもあり、カンフーアクション映画が好きだった自分がスクリーンの前に蘇りました。
また、終盤には特に日本では馴染み深い、別のジャンル(前述の”〇〇”)のテイストも盛り込まれており、MCU作品らしい良い意味で何でもありな展開のなか、本作においても紆余曲折を経て無事、新たなヒーローの誕生を目にすることができました。
シャン・チー、本当に格好良かったし、今後の活躍も期待です!!
MCU作品は様々なヒーロー・ヴィランが登場しますが、それだけではなく、同じ世界観のなかでそれぞれを掘り下げる際に、今作の様にキャラクターに合わせて映画としても幅広いジャンルで成立するので、全く飽きが来ないですし、これからも我々の期待を超えて楽しませてくれそうですね。
来月にはまた新たなヒーローたちが登場する『エターナルズ』が公開されます。こちらも今後のMCUに大きく関係してくる物語のようなので、首を長~~~くして、楽しみに待ちたいと思います。
ちなみに、、、
MCU作品と言えば他作品との繋がりを知っていると面白さが5倍、10倍と膨れ上がりますが、まだ本作をご覧になられていない方は、先に『アイアンマン』シリーズを予習・復習しておくと更に面白いと思います。
あと余裕があれば『ドクター・ストレンジ』も。