ディズニー創立100周年を迎える2023年のDisney100記念企画として、マーベル・コミックから刊行される『AMAZING SPIDER-MAN』に毎月1冊ずつ登場してきたDisney100ヴァリアントカバーシリーズが遂に完結しました!!
Disney100ヴァリアントカバーシリーズは、マーベル・コミックから過去に刊行されたコミックの代表的なカバーイラストをディズニーキャラクターで再現するコラボ企画となっており、いずれも魅力の詰まった大好きなイラスト達なので、今回の投稿では私が実際にコンプリートしたコミックのカバー表紙画像を使いつつ、元ネタを紹介しようと思います!!
2023年1月:『AMAZING SPIDER-MAN #17』
元ネタ:『Avengers (1963) #4』
記念すべき第一弾のイラストは、来年(2024年)に60周年を迎えるアベンジャーズの表紙のオマージュとなっています。凛々しいキャップ姿のミッキーを中心として、アベンジャーズとディズニーキャラクターが見事に融合しているイラストですね!
ちなみに、デイジーが扮しているのはサブマリナー(『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のネイモア)だったりします。意外…
2023年2月:『AMAZING SPIDER-MAN #19』
元ネタ:『Fantastic Four (1961) #1』
第二弾は1961年刊行のファンタスティック・フォーです。
ディズニーキャラクターがファンタスティック・フォーに扮したイラストはこれだけなので、貴重ですね!ちなみに、元ネタ画像と見比べてみると、背景のキャラクターもしっかり元ネタに沿っているのが良い感じです!!
2023年3月:『AMAZING SPIDER-MAN #21』
元ネタ:『Incredible Hulk (1962) #1』
第三弾はインクレディブル・ハルクです。
グーフィメインのイラスト、というのも貴重です。このイラストでは、ミッキー、ミニー、ドナルドが背景キャラクターに扮していて、いい味を出しています(笑)
2023年4月:『AMAZING SPIDER-MAN #23』
元ネタ:『Infinity Gauntlet (1991) #1』
第四弾は邦訳コミックの表紙としても馴染みのあるインフィニティ・ガントレットのイラストです。
ミッキーがドクター・ストレンジに、ミニーがキャップに、そしてイラストの中心にあるサノスをピートが演じるというこれまた貴重なデザインになっています。
2023年5月:『AMAZING SPIDER-MAN #25』
元ネタ:『New Avengers (2004) #1』
第五弾はニュー・アベンジャーズです!
シルエットがクールですね!!ここでもキャップをミッキーが演じています!
個人的に、左端でデイジーがスパイダー・ウーマンを演じているのが注目ポイントです!!
2023年6月:『AMAZING SPIDER-MAN #27』
元ネタ:『Iron Man: Extremis Marvel Select (Trade Paperback)』
前半最後はこれまた見覚えのある方も多いであろうアイアンマンのカバーイラストが元ネタです!
ここから1キャラクターにスポットをあてたイラストが続きます。ミッキーはリーダーキャラがよく似合いますね!!
2023年7月:『AMAZING SPIDER-MAN #29』
元ネタ:『Captain Marvel (2014) #1』
こちらも見覚えのあるキャプテン・マーベルのイラストです。
普段の印象とは異なる、キャプテン・マーベルの表情に寄せた強いまなざしのミニーが印象的です。
2023年8月:『AMAZING SPIDER-MAN #32』
元ネタ:『Edge of Spider-Verse (2014) #2』ヴァリアントカバー
第八弾はデイジーがスパイダー・グウェンに扮したイラストです。
元ネタもヴァリアントカバーのイラストのためか、マーベル公式サイトで元ネタが出てきませんでした。”Edge of Spider-Verse (2014) #2 variant“で検索すると元ネタ画像がご確認いただけると思います。
2023年9月:『AMAZING SPIDER-MAN #33』
元ネタ:『Ms. Marvel (2014) #1』
第九弾は、八弾に続いてのデイジーです。同じキャラクターを連続にする流れも珍しいですね!!
デイジーはどのキャラクターに扮しても魅力的です。
2023年10月:『AMAZING SPIDER-MAN #35』
元ネタ:『The Amazing Spider-Man (1963) #300』
『The Amazing Spider-Man (1963) #301』
このイラストが個人的に一番好きです!
というのも、このイラストには元ネタが2つあり、それらを見事に融合させています。
ベースとなるのは#301カバーなのですが、背景の「100」という数字は#300カバーの「300」を見事に活かしています!
元ネタでスパイダーマンの後ろにある〇の枠線をDisney100ヴァリアントカバー側ではミッキーマークにしているのも秀逸です!!
2023年11月:『AMAZING SPIDER-MAN #37』
元ネタ:『Secret Wars (1984) #1』
11弾のカバーはシークレット・ウォーズが元ネタです。
シークレット・ウォーズと言っても、MCUで今後公開予定の『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』の原作版ではなく、バトルワールドが舞台となっている方のカバーイラストとなっています。
元ネタでは非常に沢山のキャラクターが描かれています。ヴァリアントカバー側ももう少しキャラクターがいるともっと嬉しかったなぁ…
パカッと口が開いたサイクロップス役のドナルドが可愛いですね…
2023年12月:『AMAZING SPIDER-MAN #39』
元ネタ:『X-Men (1991) #1』
最後のイラストはX-MENが元ネタです。
この元ネタのイラストは横長で4冊のヴァリアントカバーが繋がって一枚のイラストになります。その中でサイクロップスやウルヴァリンが載っている部分にスポットを当てています。
真剣な顔でマシュマロを焼いているドナルドが最高ですね!!
というわけで、12冊のヴァリアントカバー紹介でした!
これで終わりと思いきや、来年2024年はアベンジャーズとX-メンの60周年企画として再びディズニーキャラクターとコラボしたヴァリアントカバーが継続します!
(ディズニー100周年の翌年はアベンジャーズとX-メンの60周年!マーベルコミック作品のディズニーコラボヴァリアントカバーは2024年も継続決定!!)
遊び心いっぱいのヴァリアントカバーシリーズ、未発表のイラスト達も非常に楽しみですね!!
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