MCU Phase4『エターナルズ』感想

映画
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2021年11月5日(金)に日米同時公開された『エターナルズ』を観てきましたので、興奮冷めやらないうちに少し感想を残したいと思います。

エターナルズ』はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU) Phase4 1作目の『ブラック・ウィドウ』、2作目の『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に続く3作目として公開されました。

これまでのMCUにおける物語は、遡っても1940年代の『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』が最も古いお話でしたが、今作『エターナルズ』では、7000年以上前に宇宙から地球にやって来た”エターナルズ”達の過去から現在に至るまでの壮大な物語が描かれています。

“エターナルズ”はこの宇宙が誕生するより以前から存在している”セレスティアルズ”という種族によって生み出され、捕食者”ディヴィアンツ”から人類を守るために地球へやって来ました。

そんなに昔から地球にいたエターナルズが何故これまでMCUの作品に登場しなかったのか?」というのが私も含め多くの方が真っ先に思い浮かぶ疑問かと思いますが、そこにはもちろん理由があり、エターナルズ達に課せられた掟によって、彼らは干渉し過ぎることなく、あくまで”ディヴィアンツ”からの守護者として、また時には導き手として人類と関わってきました。

そんなエターナルズの面々は、一度はディビアンツを打ち倒し、”セレスティアルズ”に呼び戻されることを待ちながら、散り散りとなり現代にいたるまで人類に溶け込んで暮らしていました。

物語はここから、ディビアンツの復活とエターナルズの再集結により加速していきます。

個人的に感じた今作の特徴・面白さは
・これまでにない規模での地球・人類存続の危機
・アベンジャーズとも異なるヒーローチームの戦い
・他のMCU作品を観なくてもほぼ影響がないストーリー

の3点かなと思いました。

■これまでにない規模での地球・人類存続の危機
これまでMCUの世界において、幾度となく存続の危機に晒されてきた地球と人類ですが、今作ではそれらの比ではないレベルで、危機的な状況に追い込まれます。そのことに気付いているのはエターナルズのみ、ということで、アベンジャーズの面々すら知らないところで(後続の作品で描かれる?)人類を守る彼らの壮大な戦いが描かれます。

■アベンジャーズとも異なるヒーローチームの戦い
これまでのMCU作品では様々な時代や背景のもとに多くのヒーローたちが誕生し、それぞれの信念のために戦い、時にぶつかり、時に手を取り合う姿が描かれてきました。これに対し、エターナルズは一人一人が異なるスーパーパワーを持ち、数千年変わることのない唯一の目的のために戦うスーパーヒーローチームです。そんな強力なチームを以ってしても一筋縄ではいかない強大なヴィランとの激しい戦いが描かれます。本作はバトルシーンも多く、アクション好きの方もかなり楽しめます。

他のMCU作品を観なくてもほぼ影響がないストーリー
私自身がマーベル作品にドハマりするきっかけとなったMCU作品の最も魅力的なところは、”すべての作品や出来事が繋がっており、その繋がりを把握することで面白さが何倍・何十倍にも膨れ上がる”点だと思っています。
その一方で、これまでのMCU作品を観続けていない方からすると、過去作品を観ていないことが逆にハードルとなって敬遠してしまっている、ということもあるのではないでしょうか。
本作も、他のMCU作品と全く関りがないかと言えば、そうとも言えませんが、恐らく過去作と比べると最もハードルが低い作品の一つに位置づけられるように思いますので、これをきっかけにMCU作品に飛び込んでみるのはいかがでしょうか?

ということで、過去作からずっとMCU作品を追い続けている方も、新規にMCU作品をご覧になられる方も、等しく楽しめる『エターナルズ』を是非ご覧いただきたいです!

そしてMCU作品お約束の、次作品以降の物語につながるミドルクレジットやエンドクレジットを観て、今後の作品への期待を一緒に膨らませましょう!!

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